






ノイズやドローンといった音楽が好きだという写真家の木村和平さん。
圧倒的な音の洪水に耳を支配されながら、次第に微かな音の変化に身体が気づくようになる、そんな感覚を綴じ込めた写真集です。
いつもの生活のなかに潜む、息をのむほど美しいシーン。
色を排除し光だけを纏った瞬間の数々が、いっそうきらめいて見えます。
音楽家、灰野敬二さんのテキストも収載。
「私は灯台を探している。
生活に浮かび上がる静かな絶景を、
ひとつひとつ、自分のものにしたいと思うーー」
発行:aptp books
発行年:2019年
サイズ:188 × 243 mm
ページ:80p